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なんとあのいもむしが大変な事に! 糸を吐いて自分の周りを囲い始めた!続編 [スズメ蛾]

いもむしが糸を吐いて自分の周りを囲い始めた!続編

--------あのいも虫が大変な事態になる

“へなちょこの繭ですが枯葉を上手く服にしています。

これなら多少の寒さにも耐えられるでしょう。

表面はツルツルして水をはじく感じです。

羽化は来年の初夏の予定です。“

この様に 楽しみにしていたのですが

--------寄生虫?

 なんといもむし(スズメ蛾)のさなぎの胸部分が割れてコロコロと小さな別のまゆが5個も転がり出ました。

スズメ蛾のさなぎの内部は何も残っていませんでした。

小さなまゆの正体はスズメ蛾に寄生していた寄生ハエです。

大きさは6mmX2mm程

色はスズメ蛾の本体の色と全く同じでした。

スズメ蛾の羽化はもうありえませんね。

ま~ 勉強になりました。

なんだか横取りされた気分で、がっかりです。

--------後始末

 寄生ハエの羽化を見てもしかたないので

早々庭に持って行き

わりと乾燥しにくい木陰の柔らかい土を選び

その土に転がしてやりました。

蟻が運んで巣に持ち帰るかもしれませんが

それが自然の営みです。

私が部屋でつぶして生ごみに捨てたんでは

自然ではないんです。

5個の繭の内1個でも羽化すれば

たとえスズメ蛾に寄生するハエであっても

私たちを含め自然の仲間でありたいと思います。

最後に一言

読者の貴方がもしもいも虫を見つけたら

今回の私のブログのストーリーを是非 " 思い出して " 貴方もなにか行動してください。

貴方も自然の一部なんですから。

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ツマグロヒョウモン幼虫 その後の様子 [ツマグロヒョウモン蝶]

本日 ツマグロヒョウモン幼虫の様子は?

十分に成長して5cm程になり終齢(しゅうれい)を迎えました。

見守っていた私も我が子の様に嬉しく思いました。

--------場所探し

スミレ草の葉から離れうろついています。

サナギになる場所を探しているのだと推測出来ます。

羽化した時に羽を乾かせる間合いが必要なので

周囲に邪魔な枝が無い場所を必ず選び出します。

鳥に見つかったら食われますから空が見えない木陰などが最良でしょう。

--------もしも覗かれた

もしも鳥に覗かれた場合は?

その点も抜かりは有りません

鳥の天敵蛇や鼠の目に似せてた擬態を持っています。

蛇や鼠の目が暗がりで光っている様に見える反射する機能を備えています。

--------ググってみた

Googleでぐぐってみました。

この機能を

“薄膜干渉構造色(はくまくかんしょうこうぞうしょく)”

というそうです。

私たちの身近な所にもこの現象は見る事が出来ます。

例えば

CDのディスクの表面

シャボン玉の表面

あわびの貝殻の内面

水たまりの油面

等 虹色にみえてしまう現象です。

--------大事にする理由

私がツマグロヒョウモンを大事にする事になった理由の一つがこれなんです。

蛹の黄金色の目の様な部分色をもう一度見たい。

あの色をも一度見たい。

その為にはどうしたら良いのかと考えて

そうだ、と思た行動だったんです。

で、今年も多分見る事が出来そうなんです。

多分 明日の朝には見る事ができると思います。

楽しみです。

最後に 読者の貴方もツマグロヒョウモンがサナギになり

金属光沢で黄金色の目の様な部分が見てみたいと思いましたら。

是非 スミレ草を大事にして楽しみを増やしてみましょう。

カメムシが亀に見えるのは9月中の今だけです。 [カメムシ]

カメムシが亀に見えるのは今だけです。


9月の月末に近い今
カメムシの幼虫を沢山見る事が出来ます。

庭先の小さな実を付ける植物の枝先で日向ぼっこしています。

脱皮した体を硬化させるのが本来の目的で日向に出ます。

カメムシの成虫はと言うと

 "へ~どこが亀なの?" 

と疑問視されるほど亀ではない状態に変化します。

成虫は カブト虫の仲間と同じ甲虫ですから、翼を持ちその翼が亀の甲羅を隠してしまうんです。

----------成虫は臭くて困る

 成虫はまた、おが虫とか、屁こき虫とか

かなりくさい臭いを出して人を困らせるので違う名前で有名です。

でも幼虫は羽がまだ生え揃わない背中が裸ですから違うイメージなんですね!

---------- 見るなら今しかない。

どれどれ?そんな訳 ないやろ?
ほんまや~  亀の甲羅だ!

明石家さんまか?

というカメ虫を見たい場合は今しかチャンスがありません。

10月に入るとそろそろ時期的に羽が生え揃っておがむしや屁こき虫になってしまいます。

見てみたい貴方は9月中にどうぞ。

しかも羽が無いので飛べません、歩いて身を葉の裏にかろうじて隠す程度です。

しかも、亀の様に動きがにぶいですからゆっくり観察出来ます。


最後に 貴方が一匹でも発見出来れば

注意して見ると周囲に集団で生活しています。

生まれた場所から離れないで成虫になります。

ツマグロヒョウモンチョウが我が家に来た! [ツマグロヒョウモン蝶]

ツマグロヒョウモンチョウが我が家に来た!

ある日の事

 褄黒豹紋蝶(ツマグロヒョウモンチョウ)が、ひらひら乱舞していた。

しかも、ありがたい事にめすのヒョウモンである。

私がヒョウモンの幼虫(無毒毛虫)の為にで大事に育てたスミレ草をどうやら見つけてくれたらしい。

そう ヒョウモンの幼虫はスミレ草の葉以外は食べないのだ。

つまりスミレ草が生息出来る環境であればそれが食料なので幼虫はスミレの葉を食べて蛹になり

成虫になれるという事で私の願いでもあるスミレ草を大事に育てた目的が叶った瞬間である。


----------親株の根本ではだめ


 スミレ草多年草で地中に根を残し株からも数年成長を続けます。

が、この時期成熟した場合のみ子孫も残します。

種子を弾き飛ばす大切なタイミングなんです。

しかもバネの威力でなるべく遠くに飛ばしたいんです。

種の鞘が乾燥して弾き飛ばす感じです。

最高で2メーターぐらいまでは弾き飛ばす能力が備わっています。

親の足元ではだめなんです。

しかし、自身の葉が茂っている事で種を飛ばしにくいんですね。


----------共存共栄の関係


 ヒョウモンが来て葉だけを食べてくれます。

種を飛ばすタイミングに茂った葉を丸裸に食べてくれます。

つまりヒョウモンの幼虫はすみれにとってありがたい存在なんです。

共存共栄の関係を大昔から続けているんです。


----------私は君たちの味方


 私はこの共存関係を以前経験で知って

夏の草取りの時期にもスミレ草だけはそこの場所に残しました。

自宅の庭先にも全てのスミレ草をそのまま残しました。

どんなに邪魔な場所に生えていようと残しました。

そして、今日またこの日を迎える事が出来たのです。


もしも 私がスミレ草を絶やしたらヒョウモンも飢え死にするでしょう。

絶滅危惧種になるかもしれませんそのぐらおおげさに考えています。



--------最後に 

貴方も美しいメスのツマグロヒョウモンを見たいと思ったら。

私と同じようにスミレ草を見つけて スミレ草が生息しているその場で大事にしてあげましょう。

生存競争相手の雑草を減らしてあげればそれだけで良いです。




Kお婆ちゃんの柿木でイラガの大群に出会った。 [イラガ幼虫]

Kお婆ちゃんの柿木でイラガの大群に出会った。

ある日の事
近所の仲良しKお婆ちゃんの家に呼ばれて
ちから仕事の手伝いに行った時の事です。

大きな屋敷には86歳のKおばちゃんが一人で住んでいます。
昭和3年生まれで辰年です。
入れ歯以外は元気なお婆ちゃんです。

--------沢山のお友達と会えてイキイキワクワク


Kお婆ちゃんは現在も近所のT病院でFAX送信のご案内係りとしてボランティア活動をされています。

FAX送信のご案内係りというボランティアのお仕事は
患者さんが担当医から受け取った処方箋を
町中に散らばる処方箋薬局の
しかもその患者さんが
この薬局が最も自宅に近いから
この***薬局で薬を受け取りたい
という希望に
前もってFAX送信できる便利な設備です。

この設備のお陰で患者さんが薬局に到着するまでの時間を利用して
FAXを受け取った時点から薬が前もって準備する事ができ
患者さん 薬局にとってはお客様をお待たせしないという
大きなメリットが生まれる設備です。

しかしながら便利でありながら
この設備を初めて利用する若い患者さんであっても
大半のお年寄りや身体の障害をお持ちの患者さんが
ご自分でFAX送信の操作が困難である。
というデメリットがあり
操作を指導したり介助する必要があるんですね!

Kお婆ちゃんも実は以前はこのデメリットで困っていた一人の患者さんだったそうです。

ところが今現在Kお婆ちゃんは
多くの患者さん
と言っても
Kお婆ちゃんにとっては長いお付き合いのお友達なんです。

という友達に会えるという楽しみの理由があっての上で
FAX送信介助支援の為に
手弁当(ボランティア)で働きに行っています。


----------柿の実のお裾分け

Kおばちゃんの家にはKおじさんが昔植えた大きな柿木があって、この時期には
お裾分けで甘柿の実を楽しみにしています。
Kおじいさんはもう会えませんが感謝してます。

----------葉脈

柿の葉が葉脈だけになり悲惨な状態でした。
これはたぶん 毛虫に食われたんでしょう。
どんな毛虫か探す事にしました。

----------イラガを発見

と次の瞬間
緑色の本体に縦にブルーのラインが美しいイラガの幼虫を何匹か発見
しかも、そのすぐ側で物凄い数の集団で固まっています。
葉の淵ぎりぎりの位置に横一列整然と行儀良く並んでむしゃむしゃと食ってます。
あちらこちらの葉にイラガがたかっていました。

----------毒針に注意

このイラガの幼虫は背中に毒の針を沢山背負っていて
この針にちょっとでも触れようものなら容赦無く強烈な痛みを覚えるでしょう。
十分に気を配り毒針に触れない様にしなければなりません。

ちなみに

幼虫の足には毒針が無いので指先に乗せて観察出来ます。
が、指先に乗せて観察している時に
万が一毒針に触れた場合の処置に前もって十分な準備をして置くべきです。

----------毒針に触れてしまったら

もしも気を付けていたが毒針に触れてしまったなんて事になったら
アンモニア水を幹部に塗りましょう。
アンモニア水のお勧めは薬局で簡単に手に入る昔ながらのきんかんです。
その時幹部にまだ毒針があればピンセットで除去してしまいましょう。
絶対に皮膚の内部にまで入れない様に心がけてください。
アンモニア水は4回か5回ぐらい重ね塗りをしてください。
傷みが引かない場合は医者に相談してください。

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いもむしが糸を吐いて自分の周りを囲い始めた!後編 [スズメ蛾]

いもむしが糸を吐いて自分の周りを囲い始めた!後編


ある日の事

 突然 小道を左方向から右方向に横断している濃い焦げ茶色のいもむしに遭遇しました。
のつづき後編です。

前編では糸をまだ吐き出す前の段階でしたが、後編ではその一部始終を説明します。

-----------繭作開始

 前編で詳しくご紹介した飼育箱にいもむしをそっと向かいいれ

1時間もたたない内に周囲の枯葉や小枝に糸をからめ始めました。

横切る糸の本数は数えられる程の本数でしかありません。

繭の中がすかすかで見えています。

つまり、繭なんだか良く分からない状態の軽ーい蜘蛛の巣的な繭です。

------------蛹になる瞬間を見た

 50mm程の体でしたが糸を吐き出して繭らしき物を完成させたぐらいから体が短くなり始めました。

そうなんです。

ついに蛹化が始まったんですね。

------------翌日の様子

 ツタンカーメンの棺をミニミニにしたみたいな雰囲気の形になりました。

色は腐葉土の濃い茶色と同じです。

土の色に同化して身を隠す事で生き長らえた子孫だと言うことです。

お腹から尾のあたりは刺激を与えるとまだ動きます。

へなちょこの繭ですが枯葉を上手く服にしています。

これなら多少の寒さにも耐えられるでしょう。

表面はツルツルして水をはじく感じです。

羽化は来年の初夏の予定です。

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いもむしが糸を吐いて自分の周りを囲い始めた!前編 [スズメ蛾]

今日は良い出会いの日です。

突然 小道を左方向から右方向にもごもご横断している濃い焦げ茶色のいもむしに遭遇しました。

小道と言ってもアスファルトで私道ではあるが、たまには自動車も利用しています。

-----------ある事を思い付く

 お このままでは自動車のタイヤにひかれ死んでしまうかもしれない。

そっと拾い上げ様子を見る事にした。

-----------生態観察

セスジスズメ蛾の幼虫です。

セスジスズメ蛾成虫は人類が航空機を発明する以前から

アメリカ空軍が開発したステルス戦闘機の形状をしています。

 かなり成熟感が感じられ丸々と太っている

お尻に先端が少しだけ白いつまようじぐらいの長い棒をまるでアンテナの様に付き立ています。

天敵の鳥をいかくする大きな七対の丸い目の様な模様も鮮やかです。

-----------自宅で蛹(さなぎ)化

 季節も秋です。

気温も下がり安定しています。

体長は50mmを超えていますので5令だと思います。

この成熟した体の様子ではすぐにでも蛹化しますね。

急ぎましょう。

-----------蛹化の準備

 箱を探してみました。

今回は左右にロック機能を持った

アクリルのお弁当箱を利用します。

成虫が羽化する時の空間も必要です。

トップは透明のアクリル樹脂で中を観察するのに都合が良いです。

今回準備した箱の大きさ

横130mm
縦200mm
厚み45mm

かる~く糸を吐き出しまゆらしき物を作るので

その糸を固定出来る乾燥した枯葉などを入れてあげます。

後で枯葉ごと箱を移動可能になりますので有利です。

なにもいれてあげない場合は箱の内壁に繭らしき糸を吐き出し

箱の隅っこに体を固定してしまい箱の内部を掃除したりしたい時に困ってしまいます。

-----------餌は必要無い

生態が5令を超えた場合はもう食べ物は食べません。

 早速 動きが止まりました。

体の内部では蛹になる準備を始めている様です。

あとは待つだけですね。

この後繭の糸を吐き出すでしょう!

後編につづきます。

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エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)の雄の羽を擦り合せて出す音が好き。 [エンマコウロギ]

夏の日差しも和らぎ、秋の風が心地よく感じられる季節です。

鈴虫の羽音を思い出す季節となって来ました。

そんな折に

夜が更けて自動車の走行音がまばらになったころ

裏庭の方からこうろぎの羽音を耳にしました。

鈴虫とはまた違った音色を奏でています。

-----------捕獲

早速捕まえてみると

幸運にも成熟したエンマコウロギの雄と雌の二匹でした。

この二匹なら良い羽音を聞かせてくれそうです。

久しぶりに飼育をしてみようと思いました。

ちなみに

雌は前はねにやすり状の発音器や共鳴室を備えていませんので羽音は出せません。

-----------飼育の準備

たまたまブイトーニパスタケースが空いていたので飼育箱に使う事にしました。

こうろぎの水分補給の為に湿った枯葉も一緒に確保して来ましたので、飼育箱に一緒に入れました。

-----------飼育飼料

こうろぎは雑食なんだそうです。 

餌は枯葉でもみみずでも人参のへたでも良いので、飼育の餌では悩みません。

こうろぎには天敵のかまきりの死がいを見つけたので餌として入れてみました。

早速メスがかまきりの頭からむしゃむしゃ食べ始めました。

オスは見向きもしません。

-----------オスの羽音

しかし次の瞬間です。

オスが羽の角度を調整し始めました。

お これは羽音を聞けそう。

邪魔をしないように静かに身構えていると

次の瞬間 あのこうろぎの羽音が!

前はねを立ててこすり合わせています。

「こーろころりー」
 「きーきりりー」
  「ひーよひよひよ」

ま こんな感じでしょうか?

人によって感じ方はさまざまですが。


-----------最後に

こうろぎの羽音を聞きながらブログはそろそろ書き終わります。

ではまた次回のブログも頑張りましょうか!







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